あなたは、時間があるときにキャリアアップや自分磨きのための勉強をしようと思っていても、いざ休日になると、ダラダラ過ごしてしまっていないだろうか。その原因は、「種まき」を具体的なタスクとして、すぐできる状態にしておかないことにある。

 だから、「種まき」にすぐとりかかれるようにするには、「種まき」をタスク化しておくとよい。本書では、朝の時間を使って「種まき」をタスク化する方法が指南されている。

【必読ポイント!】
◆「前半30分」で1日のタスクを段取る
◇3ステップでタスクを「仮決め」する

 朝の1時間の前半30分では、1日の仕事に優先順位をつけて段取りをする。タスクを整理することで、人生にとって大切な「種まき」となるタスクを見つけて進めていくプロセスだ。

「種まき」をタスク化して一日で終わらせることができなければ、自分に何かが足りないことがわかるだろう。自分に足りないものが見えれば、補うべきものもわかってくる。自分でするのではなく、得意な人に依頼するという判断もできるはずだ。

 では、どのようにしてタスクを仕分けていくか。毎日行うことは、3つのステップから成っている。(1)今日のタスクを頭の外に出し切る、(2)4色に色分けし「種まき」を見極める、(3)「種まき」を仕分けし、取りかかれる状態にする、だ。それぞれについて解説する。

(1)今日のタスクを頭の外に出し切る

 ステップ1では、今日やるべきタスクをすべて書き出す。ポイントは、「やりたいこと」「やるべきこと」などの判断をせずに、とにかく書き出すことだ。

 頭の中にあるものをすべて書き出すことで、脳のキャパシティを節約できる。覚えておかなければならないことを、紙やノートに覚えておいてもらうイメージだ。「今日じゃなくて明日でもいいや」「来週のこれが気がかり」など、今日やる必要はないようなタスクでも、一旦そのまま書き出そう。

 1日のタスクは、「連絡したい人」「今後進めたいプロジェクト」「将来やりたいこと」「提出する課題」「読みたい本・資料」の5つから構成される。タスクがまったく思い浮かばないときは、それぞれの項目について考えてみよう。