理系のDNAに抗えず…

そこから一念発起し、なんとか東大の哲学科で卒論をえいやと書いて、逃げ出すようにアメリカへ。

テキサスA&M大学の修士課程にかろうじて入り、哲学の道を志したのです。

大都市東京からは一転、小さな大学町で勉学と研究に勤(いそ)しむことができました。

アメリカでも哲学を続けるものの、結局、理系の「DNA」に抗(あらが)えず、数学やコンピュータ・サイエンスと哲学などが分野横断的に入り混じる応用論理学の研究をしていきました。

テキサスA&M大学で修士号を取得後、論理学で全米トップのスタンフォード大学の哲学博士課程に入学。そこから、論理学者の道を本格的に歩んでいきました。

東大入学で燃え尽き症候群。理系から文転して哲学の道へ。プータローから一念発起。

留学して哲学を志すも、理系に引き戻され、論理学。

本書は、そんな私の「紆余曲折の事情」を最大限に活かして、「生き抜く力」を文系・理系の双方の視点から徹底解剖していきます。

哲学と論理の視点から、最新の心理学、脳科学などをふんだんに盛り込んでいます。

さらに、スタンフォード大学全体のリーダーの一人として、また、スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長という経営者としての経験を踏まえ、シリコンバレーのビジネス空間やスタンフォード大学でかみ締めてきた「生き抜く力」の戦略も紹介していきます。