米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は16日、優れたワクチンや強力な公衆衛生対策によって新型コロナウイルスの公衆衛生上の脅威を取り除くことは可能だとの見方を示した。また、2021年末までに日常生活をある程度取り戻すことができるかもしれないと述べた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が主催した「CEOカウンシル」でのビデオ形式のインタビューで、「優れたワクチンと優れた公衆衛生対策を組み合わせることで、重症急性呼吸器症候群(SARS)流行を抑えたのと同じように新型コロナの流行も収束させられるかもしれない」と語った。「この状況は終わりを迎え、われわれは日常に戻ることができるだろう」とした。
新型コロナの脅威、取り除くこと可能=ファウチ氏
2021年末までに日常生活をある程度取り戻すことができるかもしれないとの見方
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