――筆者のスコット・マッカートニーはWSJミドルシート担当コラムニスト ***  空の旅への信頼回復に向けて、空港や航空会社が新型コロナウイルス感染症の搭乗前検査の提供に動いている。乗客は事前に検査を受けることで米国内の一部の州や多くの国が義務付けている14日間の隔離を回避できる。  ハワイアン航空は搭乗前に自宅で行う唾液検査の提供を開始した。費用は150ドル(約1万5900円)で、乗客はビデオ通話による監視を受けながら唾液を自己採取し、検体を翌日到着便で送付する。