米当局は、政府転覆の企ての一環としてミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事(民主党)の拉致を計画したとして、男6人を逮捕・訴追した。8日に開示された訴追請求状で明らかになった。訴追請求状によると、6人のうち5人はミシガン州出身で残り1人はデラウェア州出身。拉致計画の実行に備えて少なくとも2回、ウィットマー氏が夏に利用する別荘を監視していたという。6人の目的はウィットマー氏を反逆罪で「裁く」ことであり、11月の大統領選挙の前に計画を実行しようとしていた。ミシガン州のダナ・ネッセル司法長官は8日、この6人とは別に、反テロリズムに関する州法に基づき「ウルバリン・ウオッチメン」と呼ばれる自警団のメンバーまたはその仲間とされる7人を訴追した。州議会を襲撃し、ホイットマー知事と他の当局者を人質に取ることを計画したという。社会の崩壊につながる内乱をあおることが目的だったと、ネッセル氏は述べた。
ミシガン州知事の拉致計画、6人訴追
政府転覆を企てか
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