米国全土の州・都市の当局は、大統領選の投票日に暴力事件が起きる可能性に備えて難しい課題に取り組んでいる。それは、一部の投票者に威圧感を与えかねない警官の配置を避けながら、いかにして投票者の安全を守るかというものだ。これまでのところ各当局は、さまざまな異なる対応を取っている。ミシガン州は、州都で武装した人々による抗議行動が起きたことを受けて、投票所での銃の携帯禁止に動いた。ニューヨーク市は、投票所内とその周辺で警官の配置を強化する計画だ。多くの州は、特別な状況下で選挙事務局から支援要請を受けた場合を除き、投票所に警官を配置することを禁じている。その一方で、一部の州は、投票所内は除くものの、周辺への警官の配置を推奨している。
米大統領選当日の警備、威嚇回避で悩む警察
多くの州で警官は投票所に入れず 選挙妨害者による威圧・暴力の懸念の中
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