――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  次のゲーム機戦争が近づいている。「ドラゴン」が参戦するかどうかはともかく、電子機器・ゲーム製品の複合企業ソニーは再び堅調な四半期決算となり、有利な立ち位置にあるようだ。  ソニーが28日に発表した7-9月期(第2四半期)決算は堂々たる内容だった。営業利益は前年同期比14%増と、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスがまとめたアナリスト予想の31%減よりはるかに好調だった。  ただ、ソニーは向こう数四半期について慎重な姿勢を示している。