3日に投開票が迫った米大統領選の世論調査で、民主党候補のジョー・バイデン前副大統領はドナルド・トランプ大統領を10ポイントリードしている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが全米を対象に実施した世論調査によると、トランプ氏にとって、新型コロナウイルス感染拡大に対する国民の大きな懸念が重しとなっているが、トランプ氏の経済運営については、広範な支持が見られる。投票日前最後の同世論調査では、バイデン氏の支持率は52%で、トランプ氏の42%を上回った。この結果は、バイデン氏の11ポイントのリードとなった10月半ばの調査とほとんど変わっていない。今回の調査では、特に女性と高齢者がトランプ氏に批判的なことが示されており、どちらのグループでも、バイデン氏のリードは2桁となっている。