2020年もあと1ヵ月。コロナ第三波が到来する中、ビジネスパーソンの中でも、リモートワーク大歓迎の「リモート強者」とリモート化になじめない「リモート弱者」に二極化しつつある。
あなたは「リモート強者」か?「リモート弱者」か?
そんな時、心強い味方が現れた。平塚知真子氏だ。
平塚氏は、Google認定トレーナー/Google Cloud Partner Specialization Educationを保有する国内唯一の女性トレーナー経営者。
初の単著『Google式10Xリモート仕事術──あなたはまだホントのGoogleを知らない』(11/25刊)で、大胆にもGoogleの70近いアプリを「10」に厳選。「10%改善するより10倍にするほうがカンタン」というGoogle急成長の秘密「10X(テンエックス)」で成果を10倍にする「10X・10(テン)アプリ」をフルカラーで初公開した。
“日本一のマーケッター”の神田昌典氏(マーケティングの世界的権威ECHO賞・国際審査員)も「こんな使い方、あったのか」と絶賛するノウハウとはどんなものか(12/11リードフォーアクション主催の「読書会」案内はこちら)。
では、”リモート弱者”が”リモート強者”になる、誰も教えてくれなかった方法を紹介しよう。

Google 認定トレーナーも<br />“みにくいアヒルの子”だった!?<br />日本一のマーケッターが<br />2年連続最優秀MVP<br />に選抜した理由Photo: Adobe Stock

新しもの好きな神田昌典が
絶賛した”みにくいアヒルの子”

「日本一のマーケッター」として知られる神田昌典氏は、新しもの好きでも有名です。

 言い換えれば、過去の古いコンテンツには興味がないようです。

 ところが、その神田氏が、2年連続で同じコンテンツを絶賛したことがあります。

 恥ずかしながら、私が Google を使い倒した仕事術の事例です。

 その顛末を11月25日に出版される『Google式10Xリモート仕事術〜あなたはまだホントのGoogleを知らない〜』の「おわりに」に記しました。

 なぜ神田昌典氏は、同じ事例を絶賛したのか?

 普通の主婦だった私が、なぜ本書を上梓できたのか?

 今回、その裏話を明かします。

 2019年4月のとある夜、私は身体が震えるような経験をしました。

 その夜の豪華な会場は熱気であふれていました。

 300社超から集った一騎当千の敏腕経営者が最高のスーツやドレス姿で一堂に会していたのです。

 そこはマーケティングの世界的権威「ECHO賞」の国際審査員で、経済誌で「日本一のマーケッター」と評された神田昌典氏が年に一度主催する超本気モードのイベントでした。

 厳しい入会審査をくぐり抜けた会員企業が集うイベント。

 1年間のメンバーの実践を讃え合う場であると同時に、最も優れたビジネスモデルと認められた社会変革リーダーの頂点を決めるコンペティション発表会でもありました。

 百戦錬磨の経営者たちに囲まれた私は完全な場違い。

 華やかな会場の中で、肩身の狭い思いをしながら、最後列で息をひそめていました。

 実はここだけの話、その前年に赤字を出し、入会条件にも届かない「みにくいアヒルの子」のような存在だったのです。

 かろうじて参加できたのは、面白そうな新規事業があるというだけの理由でした。

 経験豊富な経営者と異なり、実績ゼロの私には、誇れる武器や戦略がありません。

「みにくいアヒルの子」として発表会にエントリーするには、2017年から取り組み始めた新規事業、つまり Google のアプリ群をビジネスシーンで活用し、最短最速で成果を出すことをコミットした研修事業に賭けるしかありませんでした。

 いよいよ300社超の頂点である最優秀賞(MVP)の発表です。

 厳正な審査の結果、選ばれたのは……

「平塚知真子さん」

 なんと私の名前がコールされたのです。

 最新テクノロジーをわかりやすく伝えたい思いが評価され、大激励を受けたのです。

 みにくいアヒルの子が、最後列から飛び立てた瞬間でした。

 経験豊富な経営者にまったく歯が立たない私が唯一持っていた武器。

 それが『Google 式 10Xリモート仕事術』だったのです。

 しかも、ありえないことに、翌年も最優秀賞(MVP)になりました。

 本当に人生とはわからないものだと痛感しています。

 誰もが知る Google 検索 や Google マップ のほかに、2020年10月末現在、無料で使えるアプリはなんと69以上あります。

 全部使ったことがある方、いるでしょうか。

 私は出会ったことがありません。

 さすがに69は多すぎます。

 仕事で使えるアプリに限定すれば、20知っていれば、かなりの上級者。

 しかし、実は最重要アプリだけを厳選すれば、10に厳選できます。

「10X・10アプリ(テンエックス・テンアプリ)」の誕生です。

 リモート弱者のあなたがリモート強者になるには、「10X・10アプリ」さえ知っていればいい。

 では、どうしたら、10のアプリを組み合わせて「マルチアプリ・マルチユース」で使い倒せるか。

 近くで Google を上手に使っている人に聞く?

 YouTube で Google を使いこなしている YouTuber に学ぶ?

 それらもいい選択肢です。

 要は、いい先生を自分で見つけるしかないのです。学校では教えてくれませんから。

 僭越な物言いをお許しいただければ、著者である私は、そんな先生方の頂点にいます。

 申し遅れました。私は平塚知真子と申します。

   Google 認定トレーナー/ Google Cloud Partner Specialization Education)2つの資格を保有しています。

 ちなみに、2020年10月現在、国内唯一のトレーナー経営者です。

 私はこの3年間、Google 関係者から推薦され、幾多の厳しい条件をクリアし、公認トレーナーになり、日々 Google を使い倒して最新情報をもとに更新しながら、研修プログラムを開発。現在も講師陣を教える講師として日々現場で研鑽を積んでいます。  

 本書では、ITツールがとことん苦手な方に、これだけ覚えれば大丈夫という箇所を厳選しています。

 ムダなことは一切書きません。

 この手の本を最後まで読めなかった人でも、最後まで読みきれる本を目指しました。

 随所に Google から直接何度も研修を受け、グーグラーたちと一緒に仕事をしている私でしか伝えられない最高鮮度のエピソードなども織り交ぜているので、面白く読めるかと思います。

 ぜひ、まったく新しい仕事のやり方に挑戦してみてください。

 すべて「無料」で使えるアプリなので、すぐ始められます。ぜひご活用いただけたらと思います。

本記事のタイトルは当初「Google 最高位パートナーも“みにくいアヒルの子”だった!?日本一のマーケッターが2年連続最優秀MVPに選抜した理由」でしたが、「Google 認定トレーナーも“みにくいアヒルの子”だった!?日本一のマーケッターが2年連続最優秀MVPに選抜した理由」に変更しました。(2023年9月26日16:00 ダイヤモンド社書籍オンライン編集部)