米大統領選で勝利を確実にしたジョー・バイデン前副大統領は17日、1月下旬の大統領就任に向けてホワイトハウス入りする主要スタッフを指名した。バイデン陣営の選挙対策本部長を務めたジェン・オマリー・ディロン氏は大統領次席補佐官に起用された。陣営の首席ストラテジストだったマイク・ドニロン氏は大統領上級顧問、選対委員長を務めたスティーブ・リチェッティ氏は大統領法律顧問に就く。またバイデン陣営の全米共同議長の1人、セドリック・リッチモンド氏は議員を辞めて大統領上級顧問になる。リッチモンド氏は連邦議会黒人幹部会の元議長。バイデン氏のホワイトハウスでアフリカ系として有数の高位に就くとみられる。バイデン陣営の法務責任者、オバマ前政権の大統領次席法律顧問を務めたダナ・リーマス氏は大統領法律顧問に指名された。陣営の選対幹部だったジュリー・ロドリゲス氏はホワイトハウスの省庁間政策調整部門を率いる。
バイデン氏、次期政権のホワイトハウス高官を指名
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