イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は22日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談した。サウジ政府の顧問2人が明らかにした。米国は長年にわたり敵対関係にある両国の関係正常化に力を入れており、知られる限りでは初の会談が実現した格好だ。サウジ当局者は会談が行われたことを否定している。ネタニヤフ氏は22日夜、マイク・ポンペオ米国務長官とムハンマド皇太子の会合に参加するため、サウジ北西部を極秘訪問。イスラエル軍放送によると、同国諜報(ちょうほう)機関「モサド」のヨシ・コーエン長官が同行した。サウジ政府の上級顧問の1人はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、国交正常化やイランなど複数の問題について話し合われたが、具体的な合意には至らなかったと述べた。
イスラエル首相、サウジ皇太子と会談か サウジ当局は否定
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