刑事さんに教えてもらった
詐欺サイトの見分け方

 高井戸警察署の刑事課に被害届を提出しに行き、刑事さんに販売サイトに会社の住所が書かれていた旨を伝えると「違うテナントさんが入っている」と言われたそうです。「そのテナントさんは、問い合わせなどで多分迷惑を被っているから、そこに行くのはやめてください。今後のアドバイスですが、お問い合わせのところに電話番号、メールアドレス、住所、3つが揃っていなかったら怪しいと思ってください」と注意されたそうです。

 タケトさんが使ったサイトは、お問い合わせの電話番号が抜けていました。メールで問い合わせができれば安心と思ってしまいがちですが、電話番号の記載がない場合は注意が必要です。

 さらに振込先の口座が個人名義の場合は、怪しいと思って下さいとも言われたそうです。コロナ禍の中、個人がネットショップを作って頑張っている場合もあるので、全てが詐欺サイトというわけではないのですが、個人名義の場合はその可能性が高いとのことです。

 個人口座は3万円くらいで売られていることもあるそうです。また、東南アジア系の名前、振り込み口座も怪しんで下さい、と言われたそうです。東南アジアから留学で来て、最後に口座を売って国に帰る人もいるみたいです。

 クリスマス商戦を狙ったスイッチ詐欺に加え、年末の大掃除に向けて、ダイソン詐欺もはやっています。検索サイトでダイソンの商品を検索すると、上位に広告として偽サイトへのリンクが表示され、公式サイトの構成、会社概要ページがコピーされています。サイトのURLだけが公式サイトと異なっています。

 商品を公式サイトより大幅に値引きしているように見せかけて消費者を誘導し、クレジットカードで決済させます。商品は届かず、メールで問い合わせてもアドレスが無効な場合や、返信がないこともあり、連絡は取れません。こういう場合は、速やかにクレジットカード会社に相談してください。保険で被害金額が戻ってくるケースもあります。それ以外にクレジットカード情報の引き出しが狙いという場合もあります。

 ちょうど1年くらい前、私の知り合いの女性がYouTubeの動画で勉強する教材と、転売のマニュアルを100万円で購入し「1カ月で月収100万円稼げる」という情報商材詐欺に遭いました。本人はだまされていると気づかず、「クーリングオフが半年できるって聞いた」と言っていましたが、そんなにクーリングオフの期間は長くありません。詐欺だからすぐに解約するようにと伝えたら、やはり「クーリングオフはできない」と言われたそうです。

 私は、すぐ女性を知り合いの弁護士ところに連れて行きました。弁護士が「この状況だと、もしかしたら、依頼していただいても解決できない可能性があります」と言われたのですが、私は「その人の勉強にもなるのでお願いします」と、弁護士の先生に動いてもらいました。ちょうど銀行口座が凍結される前に、口座を抑えられて全額回収できました。スピードと決断力の勝負でした。