米感謝祭翌日のブラックフライデーからサイバーマンデー(今年は11月26日~30日)までの米小売売上高は前年同期を約14%下回った。新型コロナウイルス流行でネット通販は急拡大したものの、来店者数がそれ以上に大きく落ち込んだ。全米小売業協会(NRF)と米情報会社プロスパー・インサイツの調査によると、年末商戦の1人当たり支出は平均で312ドル(約3万2600円)弱だった。前年同期(約362ドル)を下回ったものの、2018年とほぼ同水準だった。ブラックフライデーは実店舗への来店者数が前年より37%少なかった一方、ネット経由の購入者数は8%増加し、1億人を突破した。今年は感謝祭当日も多くの店舗が休業し、同日の来店者数は55%減少した。
米ブラックフライデー、今年は低調 実店舗の不振際立つ
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