ウィリアム・バー米司法長官は1日、2016年大統領選へのロシア介入疑惑を巡る連邦捜査当局(FBI)の捜査について、その発端を調べているコネティカット州のジョン・ダーラム連邦検事を特別検察官に任命したと明らかにした。バイデン次期政権発足後も捜査を確実に継続させることが目的。  ロシア介入疑惑を巡ってはロバート・モラー氏が同じく特別検察官に任命され、ロシアによる米大統領選への関与やトランプ陣営とのつながりを調べた。  バー氏は1日付の議会宛て書簡で、ダーラム特別検察官の任命自体は10月19日に行ったものの、「大統領選が迫っていたため」議会への通知を遅らせたと述べている。 。