ぽっこりお腹、放置は危険?撃退する5つのポイントPhoto:PIXTA

働き盛りの世代のお悩み上位に挙がってくるのが「ぽっこりお腹」。特定保健指導でお腹周りを減らすよう言われたけど、どうしたものか…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回はぽっこりしたお腹を凹ませるための食生活のポイントをお伝えします。(管理栄養士 岡田明子)

ぽっこりお腹の原因は?
痩せ型でも要注意!

 ぽっこりお腹は「内臓脂肪型肥満」とも呼ばれていて、男性や更年期を過ぎた女性に多く見られます。

 その原因は食べ過ぎや飲みすぎ、糖質や脂質のとり過ぎなどの食生活の乱れによって増えすぎてしまった「内臓脂肪」にあります。内臓脂肪は臓器を守ったり、エネルギーを蓄えておくための場所として存在していますが、増えすぎてしまうと糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の元凶となる危険な脂肪です。

 手足は細いのにお腹だけ出ていたり、お腹を触ってみたときにパンパンに張っている状態の方は、内臓脂肪型肥満の可能性が高くなります。やせ型や普通体型でもウエストが太くなってきたら要注意ですよ。