2021年の心構え
自分の「リスク量」に気を配れ

 先週の本連載『2021年に株価バブルは破裂?山崎元が「まだ」の一票を投じる理由』に書いたように、コロナが居座っている間は、コロナ対策としての財政政策が金融緩和を後押しする効果を持つので、株価は上がりやすい。株価形成のあり方としてはバブル的だが、筆者の認識としては、バブルは「もう終わり」ではなく「まだ形成中」だ。投資家は、自分のリスク量に気を配りつつ、バブルに付き合うのがよいだろう。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の前議長であるジャネット・イエレン氏を財務長官に起用するなどといった米国のバイデン新政権の布陣を見ると、こうした状況はしばらく続きそうに思える。ただし、コロナの問題に終わりが見えてきたら、あるいは金融・財政政策のいずれかが引き締めに向かう兆候が出てきたら、バブルが崩壊に向かう可能性があることを心に留めておきたい。

 株価が上がるたびにビクビクして売却する必要はないが、「自分にとって適正なリスク量」をキープすることを意識しておきたい。

 大まかにいうと、株価が上昇すると、それだけ資産額が増えて許容できるリスク額も増えるはずなので、何もしなくていい場合が多いだろう。ただし、家族や収入などの事情が変わったときなどに、許容できるリスク額が変化する場合がある。そのため、自分の資産運用の「リスク量」は時々気にかけておきたい。

ボーナスで何を買うか?
iPadをお勧めする理由

 繰り返しになるが、筆者個人にボーナスはない。まとまったお金が一時に入る、ボーナスのある人がうらやましい。何といっても、買い物の楽しみがあるからだ。

 蛇足かもしれないが、個人的な買い物のお勧めを一つご紹介しよう。

 まだお持ちでないなら、iPadの購入をお勧めする。もともと、ウェブなり動画なりを「見る」ということに関して使い勝手のいい道具だったが、近年大いに性能が向上した。筆者は読書用にも使っていて、目が疲れたらiPadに電子ブックを音読させている。時々妙な読み方で漢字を読むが、十分実用の範囲内だし、Kindleのページを自動でめくってくれる。別の作業をしながら本を読ませておくのも便利だ。

 使い方を書いているように、筆者は既に新型のiPadを持っているので、子どもに買ってやることにしようかと思っている。「テレビ廃棄!」の布石になるかもしれない。