米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは、自動運転車部門「アドバンスト・テクノロジーズ・グループ(ATG)」を新興企業のオーロラ・イノベーションに売却する。両社は7日、この取引の一環として、ウーバーがオーロラに4億ドル(約420億円)出資することを明らかにした。取引完了後、オーロラの株式約26%を取得するという。また、ウーバーのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)がオーロラの取締役会に加わる。ウーバーは、来年末までに調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)を黒字化するという株主に対する約束を果たすために、費用のかかる非中核事業を縮小しており、今回の自動運転車部門の売却もその一環。同社によると、ATGとその他の技術プログラムの7-9月期(第3四半期)の売上高は2500万ドル、純損益は1億0400万ドルの赤字だった。
ウーバー、自動運転車部門を新興企業のオーロラに売却
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