ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が実施した12月のエコノミスト調査によると、承認が見込まれる新型コロナウイルス予防ワクチンによる効果が出るであろう2021年4-6月期(第2四半期)まで、景気がさらに減速すると予想されていることが分かった。調査によると、複数のエコノミストが、ワクチンが広く行き渡るまでには時間を要することから、来年1-3月も感染者数が高止まるとの見方を示した。来年1-3月の成長率の平均予想は年率換算で1.9%と、前回11月調査の3.3%から切り下がった。月当たりの新規雇用者数の伸びは29万5000人にとどまると見込まれており、前回予想のおよそ44万人増から下方修正となった。
米経済、ワクチンの追い風吹くまで一段と悪化へ=WSJ調査
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