米ツイッターは16日、新型コロナウイルスワクチンに関する有害または誤解を招くと考えられる内容を含んだ投稿を削除する方針を示した。コロナ流行を巡る虚偽情報の拡散を抑える新たな対策を打ち出した。ワクチン配布はコロナ流行の終息につながる可能性があるものの、幅広い効果が表れるには一定程度の接種規模が必要となる。新ルールで削除対象となるのは、ワクチンが人々に害を及ぼすために使用されると示唆する内容や、虚偽であることが幅広く証明されている副作用を主張する内容。コロナウイルス感染症は深刻なものではなくワクチン接種は不要といった投稿も対象となる。ツイッターは発表文で「人々の健康と福祉を損なう最大の要因となり得る、誤解を招く情報の抑制に取り組んでいる」と述べた。新ルールは21日から適用される予定。