米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーのボブ・アイガー会長がバイデン次期政権に近い人物らに対し、駐中国米大使職に関心があると伝えていたことが、事情に詳しい複数の関係者の話で明らかになった。アイガー氏は今年前半に会長に就任するまで15年にわたり同社の最高経営責任者(CEO)を務めた。知事や上院議員になるのが一般的だが、大使というのは異例の選択だ。共和・民主両党はディズニーの中国でのビジネスを批判し、バイデン政権が中国政府に対して十分に厳しい対応をとるのか疑問視しているため、アイガー氏が駐中国大使となれば政治的な反発を招く可能性がある。
ディズニーのアイガー会長、駐中国大使職に関心
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