最近、冬のボーナスの支給額がリーマンショック以来の落ち込みを見せたという報道を目にしたが、2020年はコロナ禍の襲来によって家計にとって試練の年となった。その影響は21年もしばらく続くだろう。そこでファイナンシャルプランナー(FP)として、「コロナに負けない家計」をつくるために、今年中に絶対やるべきことを三つご紹介したい。(生活設計塾クルー ファイナンシャルプランナー 深田晶恵)
コロナに振り回されない
強い家計をつくっておく!
今年は新型コロナウイルスの感染拡大で始まったが、1年近くたってもまだまだ収束の気配がない。企業だけでなく、個人の家計もダメージを受けている。
2021年の前半は感染の不安が残ることが予想され、春以降にワクチン接種が進んだとしても、経済が急速に回復するとは思えない。個人の家計は、来年もコロナの影響を受けることになりそうだ。
感染の不安を抱える毎日が続く中、せめてお金の不安だけでも払しょくしたい。「コロナに負けない家計」を目指すために今年中にやっておきたい三つのことを紹介しよう。