アメリカン航空グループは29日、ボーイングの小型旅客機「737MAX」の商用運航を再開した。737MAXが乗客を乗せて飛行するのは、2度の墜落事故を起こして約2年前に運航停止となって以降、米国では初めてとなる。アメリカン航空718便はこの日午前10時30分頃マイアミ国際空港を出発した。ニューヨークのラガーディア空港には午後1時10分に着陸した。アメリカンによると座席は満席に近く、乗客の中にはロバート・アイソム社長も含まれる。アメリカンでは、マイアミとニューヨーク間の毎日の往復便を皮切りにMAXの運航を徐々に拡大していく予定としている。広報担当者によると、MAXの使用を乗客が認識していることを確認するために、搭乗の際には機種をアナウンスする。
ボーイング「737MAX」、米で運航再開 事故後約2年ぶり
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