ジョー・バイデン次期米大統領の就任式実行委員会は3日、20日に行われる就任式について、従来のパレードや舞踏会に代わり、バーチャル形式のパレードなどを行うことを明らかにした。同委員会によると、バイデン氏とカマラ・ハリス次期副大統領は連邦議会議事堂の西側で就任を宣誓した後、配偶者とともに閲兵する予定。そのあと、護衛部隊らにエスコートされてホワイトハウスまでの短い距離を歩く。バーチャルパレードのプログラムは、新型コロナウイルスの流行が続く中、必要不可欠な業務の最前線で働く人々に敬意を表するため、舞踊団や地元のバンド、詩人らとともに各地の一般市民が登場する内容になるもよう。同委員会は先週、就任式前日の19日にコロナで命を落とした人たちの追悼式を行うことを明らかにした。