200点満点の英語の試験で9点

高校の優秀な同級生の多くは大学へ進学しましたが、私には大学に進むという選択肢はハナからありませんでした。

お恥ずかしい話ですが、200点満点の英語の試験で9点しか取れなかったこともあります。

他に赤点を取っていた教科もたくさんあったので、高校卒業すら危ぶまれるレベルの学力だったのです。

株式投資にうつつを抜かし、授業をまともに受けていなかったので、自分の学力で行ける大学も当然ありませんでした。

しかも私は、いわゆる“団塊ジュニア世代”。

第二次ベビーブームで競争相手が多過ぎるため、大学の入試倍率が高く、どこにも入れる気がしませんでした。

学校の勉強は、まったく楽しみを感じられませんでしたが、専門学校での勉強は株式投資に直結する内容で、がぜん身が入りました。

証券会社に入り浸り、サボりまくっていた高校時代とは大違い。

サボる生徒も多いなか、授業は極力休まず出席して、ノートも丁寧に取りました。

この時代のノートは今でも株式投資をする上で重要な部分も多いため、いまだに大切に保存しているくらいです。