――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米動画配信大手ネットフリックスは、ハリウッドでの長年にわたる経験から、筋書きにひねりを加えることの価値を明らかに学んでいる。  ネットフリックスに対する市場関係者の筋書きはこれまで、ただひたすらユーザー数を重視するというシンプルなものだった。人々が新型コロナウイルスの流行で巣ごもり生活を余儀なくされていることもあり、同社はその点では確かに好調を維持している。同社19日、2020年に有料会員数が3650万人増となり、過去最高の増加幅を記録したと明らかにした。