ジョー・バイデン米大統領は20日、連邦政府が管理する施設などでのマスク着用義務化や「キーストーンXL」パイプラインの建設許可取り消し、中東やアフリカなどのイスラム圏からの入国禁止措置の解除などに関する大統領令に署名した。政府関係者が明らかにした。バイデン氏は20日正午に第46代大統領に就任。署名した大統領令は、新型コロナウイルス対策に一段と積極的なアプローチを採る姿勢を示すほか、ドナルド・トランプ前大統領の一部の主要政策を終わらせ、今後4年間の方針を打ち出す内容となっている。バイデン氏は同日午後にこれらの大統領令に署名した。ジェン・サキ次期報道官は「今後さらに多く署名する」と発言。新大統領はトランプ氏の一部の措置に特に狙いを定めているが、「彼が集中しているのは米国を前進させることだ」と述べた。
バイデン大統領、就任初日に多数の大統領令
マスク着用義務化やパリ協定復帰など15の大統領令
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