他にも同じことをやっている人間はいくらでもいるのに、なぜかその人だけが逮捕されて吊るし上げられることもある。あれは運が悪かったからではなく、権力者たちの気分を害した結果であることが多い。

 すでにお気づきのように、その人に集まる情報というのはその人が発信した情報に比例するのだ。私が活字や音声で情報を発信し続けて一番楽しいのは、発信する私に情報が集まるからである。質の高い情報をたくさん発信すれば、質の高い情報がたくさん集まる。

 つまり、新しい情報をゲットしたければ、あなたも新しい情報を発信しなければならないのだ。まずはあなたの情報を吐き切ることだ。吐き切ることで自分のちっぽけさがわかる。呼吸と同じで大切なのはまず吐き切ることなのだ。そして吐き切れば次は勝手に吸い込むことができる。自分がいかに空っぽなのかが理解できれば、本能がインプットを望むようになるのだ。

 活字や動画だけが教材ではなく、この世のあらゆる事象、森羅万象があなたの教材になる。ネット上であなたが何かを発信し始めると、毎日がネタ探しで忙しく、楽しくなるだろう。

世間が薄々感じていたことを言語化できると人とお金が殺到する

 私の紙書籍は本書で173冊目(文庫版・共著等含めると193冊、海外翻訳版40冊超)となり、この他に出版社経由の電子書籍、個人のPDFダウンロードサービス、音声ダウンロードサービス等でコンテンツを発信している。

 複数の個人や会社から「どうすれば継続してそんなに成果を出し続けられるのか?」という問い合わせが頻繁に届く。特別に何か斬新なことをやっているわけではなく、シンプルに私の理念を徹底して貫いているだけだ。

 私は“タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして生きている。私の発信しているコンテンツは表現や手段は違ってもすべてこの使命を淡々と果たしているだけだ。

 要はみんなが薄々感じていたことを言語化しているのだ。建前に埋もれてしまった化石人間にとっては、私のコンテンツは過激と受け取られることもある。

 記憶は小学生の頃に遡るが、同級生たちを観察しているうちに揺るぎない仮説を打ち立てた。その仮説とは「遅い足が速くなることもなければ、悪い頭が良くなることもない」というものだった。