米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は28日、アルゴリズムが社会に及ぼす影響や消費者を広告製品代わりにするアプリ追跡ツールを強く批判し、数カ月内に自社で導入予定の新たなプライバシーツールの妥当性を主張した。クック氏は消費者の個人情報保護とデータ保護に関する会合で、フェイスブックを名指しすることはなかったものの、同社との緊張関係を引き起こしたアップルの計画を擁護した。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は前日、アップルによる自社事業への脅威が強まっていると投資家に語った。アップルはこれに対し、アプリのデジタルフットプリント追跡を制限するオプションをユーザーに付与する意向を改めて強調している。
アップルCEO、プライバシー保護措置を擁護
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