――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  テクノロジー企業への大口投資家であるソフトバンクグループ(SBG)は2019年に屈辱を味わった後、確実に自信を取り戻している。だが次に市場が低迷する時期も、その自信を持ち続けられるかどうかは別の問題だ。  SBG創業者の孫正義氏は明らかに楽観的だ。8日に行われた2020年10-12月期(第3四半期)の決算報告で、孫氏は自社を金の卵の生産者に例えた。確かに最近は金の卵をいくつか産んでいる。