米ツイッターが9日発表した2020年10-12月期(第4四半期)決算は増収増益となった。ユーザー数も増加し、21年1月にはさらに増えたと明らかにした。1月には知名度でトップクラスのユーザーだったドナルド・トランプ前大統領のアカウントを永久停止としている。新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた頃はオンラインサービスやソーシャルメディアの利用時間が長くなる人が増えていたが、それに比べると今年はユーザー数の伸びが鈍化する可能性があると同社はみている。また、アップルがプライバシー保護機能の強化を予定していることも、ツイッターの広告事業にやや影響する可能性があると考えている。1月の1日当たりユーザー数の伸びは、過去4年の1月の伸びに比べ大きかったとしたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。同社は通常、業績発表時点の四半期のユーザー数増加見通しを明らかにしないが、トランプ氏のアカウント停止や同氏支持者による1月6日の議会乱入事件など異例の状況を理由に今回は例外とした。
ツイッター、10-12月期は増収増益、ユーザー数の伸び続く
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