多様な専門・価値観をもつ「複業先生」が、学校現場を変える?Photo:PIXTA

教員経験がない人も
学校に関われる仕組みを構築

「テクノロジーとコミュニティの力で学校と社会をつなぎ合わせたい」――IT教育の推進を支援する株式会社LX DESIGNが、人手不足に悩む学校と、学校の仕事に興味がある人をつなぐプラットフォーム「複業先生」を立ち上げた。

 学校現場には現在、キャリア教育や探究活動の推進、プログラミング教育必修化や小学校の英語教科化への対応、子どもたちに1人1台端末を配布するGIGAスクール構想に基づくICT教育の充実など様々な課題がある。その対応には外部からの多様な人材の参画も必要だが、学校が独自に外部人材を探してつながるのは簡単なことではない。

 そこに一石を投じるのが複業先生のサービスだ。「教育に興味がある」「専門性を教育に生かしたい」と思っている民間企業社員やフリーランスをネットワーク化。プラットフォーム上で、外部人材を活用したい学校や自治体のニーズとマッチングしている。