【ワシントン】ドナルド・トランプ前米大統領に対する2度目の弾劾裁判は、劇的な結末で閉幕した。しかし、上院の共和党議員がトランプ氏の有罪か否かの問題だけでなく、党の将来とトランプ氏の役割についても分裂したことで、党内の深い思想的な亀裂が鮮明になった。  共和党上院議員のうち7人が、トランプ氏が1月6日の反乱(暴徒らによる連邦議事堂襲撃)を扇動したとして、有罪の票を投じた。