著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは2020年10-12月期(第4四半期)に、米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズの株式86億ドル相当、米石油大手シェブロンの株式41億ドル相当を取得した。米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかになった。両社への投資を決めたのがバフェット氏なのか、バークシャーの運用担当者のトッド・コームズ氏とテッド・ウェシュラー氏なのかは定かでない。コームズ氏とウェシュラー氏は、バフェット氏がトップの座を退いた後、バークシャーの投資業務を全て引き継ぐ予定だ。90歳のバフェット氏は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期に、米国経済は時間とともにコロナ禍から回復するとの楽観的な見方を示していた。