私はカナダのモントリオールにあるマギル大学で、マネジメントやそのほかのあれこれを教授している(経営管理学部クレゴーン記念講座教授という肩書きだ)。大学では、マネジャーの成長を助けたり(impm.org)、医療専門家の成長を助けたり(imhl.org)、さまざまな組織のマネジャーたちが組織内で自分を成長させるのを助けたりしている(CoachingOurselves.com)。
それ以外の時間は、組織の世界から離れて、スケートをしたり、自転車で走ったり、山に登ったり、お気に入りのカヌーを漕いだりしている。
20の名誉学位とカナダ・オフィサー勲章を授与されていることも付け加えておこう。そのほかの細々とした情報は、私の公式サイトを見てほしい。
ちなみに、これは私にとって12冊目の著書だ。これまで書いた中で一番真剣な本と言えるかもしれない。目下の私の関心事は、手遅れになる前に、前著『私たちはどこまで資本主義に従うのか』(邦訳・ダイヤモンド社)に書いた問題について世界の目を覚まさせることだ。
Photo by Aiko Suzuki
【著者からのお知らせ】
これからのマネジャーが大切にすべきこと
42のストーリーで学ぶ思考と行動
●気鋭のビジネスリーダー絶賛!●
「古いマネジメントを捨てる時が来た。本書とともに新しい組織を作ろう」
(青野慶久 サイボウズ株式会社代表取締役社長)
「ビジョンを語るだけがリーダーの仕事ではない。マネジメントの重要性を痛快に説く1冊」
(小沼大地 NPO法人クロスフィールズ代表理事)
最経営思想界のアカデミー賞と言われるThinkers 50で3人目となる生涯功績賞を受賞したミンツバーグ最新刊。マネジャーが本当に重視すべき仕事の本質はどこにあるのか。42のストーリーが、よりよい組織、よりよいマネジメントを実現するための道筋を示す。
【目次】
第1章 マネジメントの話
第2章 組織の話
第3章 分析の話
第4章 マネジャー育成の話
第5章 文脈の話
第6章 責任の話
第7章 未来の話