米フェイスブックは同社の交流サイト上にニュースページを復活させることでオーストラリア政府と合意した。コンテンツの対価を巡る対立から、フェイスブックは5日間にわたり同国内のプラットフォームからニュースを削除していた。  フェイスブックとアルファベット傘下のグーグルに対し、従来型メディア企業へのコンテンツ料の支払いを実質的に義務付ける法案の審議が議会で進む中、フェイスブックはニュースの提供を中断していた。この法案はハイテク大手にコンテンツ料を支払わせる先例になり得るとして、世界的に注目が集まっている。  フェイスブックは和解の一環として法案の一部見直しを勝ち取った。