米食品医薬品局(FDA)は製薬・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(JJ)の新型コロナウイルスワクチンについて、中度~重度疾患の予防効果が66.1%あり、「良好な安全性プロファイル」を持つとの判断を示した。  FDAによると、米国や南アフリカなどで約4万4000人を対象に実施した臨床試験(治験)で、新型コロナ感染症による死者がプラセボ(偽薬)投与群では7人出た一方、JJワクチンの投与群ではゼロだった。  このワクチンに重症化の防止効果があるとしたJJの発表がさらに裏づけられたようだ。