米上院の国土安全保障・政府活動委員会と予算委員会は24日、ジョー・バイデン大統領が行政管理予算局(OMB)局長に指名したニーラ・タンデン氏について、承認の是非を決める採決を延期した。タンデン氏が承認に十分な支持を得られるか一段と危ぶまれている。両委員会はこの日、採決を実施する予定だったが、民主党がタンデン氏の援護に奔走するのを尻目にいずれも採決を先送りした。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。ホワイトハウスは採決延期が明らかになる中、ソーシャルメディアへの過去の投稿を巡って一部議員から批判を浴びているタンデン氏を擁護している。ジェン・サキ報道官は「この未曽有の危機時にあって、ニーラ・タンデン氏は重要な資質を有する政策の第一人者だ」とツイート。「重要な視点と価値観を有し、厳しい時代の生活に政策がもたらし得る強力な違いをよく理解している」と述べた。
米OMB局長指名のタンデン氏、上院委が採決延期 承認に暗雲
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