ロシアの通信監督当局は10日、禁止コンテンツの削除を怠ったとして、米ツイッターの通信速度を落とすと発表した。当局によると、同日付で携帯電話の全てと、デスクトップパソコンなど据え置き型機器の半分でサービスの速度を制限する。ツイッターが自殺やポルノ、薬物に関連した禁止コンテンツを削除しない場合、全面的な制限措置を取る可能性もあるという。ロシアではツイッターは政府に反対する活動家らが利用する。反体制派指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏の拘束を巡っては先月、大規模な抗議デモが起きた。当局は今月に入り、ツイッターが禁止コンテンツを削除しなかった場合、10万ドル(約1100万円)以上の罰金を科す可能性を示唆していた。
ロシア、ツイッターの通信速度を制限 禁止コンテンツ巡り
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