Dispo以外にもこんなにある!
レトロな気分を味わえるカメラアプリたち

 以下に、筆者がDispoで撮影した作例をいくつか掲載してみた。もしもこうした雰囲気の写真に興味が湧いたなら、あなたもDispoのコミュニティーに参加する資格は十分にあるといえるだろう。

作例1
作例2
作例4
作例5
作例6
作例8

 こうしたレトロな写真撮影の気分を味わえるiPhone向けのアプリは、Dispoが初めてではない。同じように「レンズ付きカメラ」のようなインターフェイスを採用しながら、撮ってすぐに写真を見ることのできるアプリや、1~5日たたないと写真を見ることができないアプリは、実は以前から存在していた。

 大きく違うのは、Dispoがチャンネル登録者数1880万人の人気YouTuberで実業家でもある、デビッド・ドブリック氏が中心となって開発されたという点だ。当初のアプリ名は「David’s Disposables」だったが、その後、よりバズりそうなアプリ名に変えたり、SNS機能を持たせたり、ベータ版で招待制を導入したりと、人々の注目を集めるすべにたけていたといえる。

 もしも、「SNS的な共有には興味がないが、単純に懐かしい雰囲気の写真撮影をしたい」、あるいは「AndroidユーザーのためDispoを使うことができない」という場合には、以下のようなアプリがオススメだ。

ディスポ

 Dispoと同名のカタカナ表記だが、4年前からリリースされていた国産のカメラアプリ。「カメラ名」と任意の「ノート」(メモ)を入力し、撮影枚数とフィルターを設定したカメラを複数作成して、それぞれ使い分けることができる。1枚撮るごとに必要な「フィルムの巻き上げ操作」も再現。「現像」、つまり撮影結果が見られるまで1~5日かかる。

Gudak LITE

 Kodakを意識した名称とデザインのカメラアプリ。フィルム1本あたり24枚撮影可能で、ランダムに光漏れが発生し、「現像」には3日を要する。しかし1時間に1本、フィルムを補充できるため、撮影自体は継続可能だ。広告表示のない有料版や、Android版もある。

KODCAM

 上記と同じくKodak風のカメラアプリ。ときどき意図的にピンボケの写真やブレのある写真が生成されるようになっている。撮影結果はすぐに確認可能。

HUJI

 富士フイルムを意識したと思われるカメラアプリ。設定によって光漏れのような効果をランダムに発生させることができる。撮影結果はすぐに確認可能。Android版もある。

Dispoとは別の、「レンズ付きカメラ」風カメラアプリ4つのメイン画面。いずれもほぼ直感的に操作でき、レトロ風の写真撮影を楽しめる

「音声のみ」のClubhouseもそうだが、ときには制約のあるツールやメディアのほうが、我々に新たな気づきや楽しみを提供してくれることもある。「撮影してもすぐには見られない」Dispoや、それと似たカメラアプリも、ありふれた日常を少し違った角度から見るための、一助となってくれるはずだ。