【モスクワ】ジョー・バイデン米大統領がロシアのウラジーミル・プーチン大統領を「殺人者」だと思うと述べたことについて、プーチン氏は18日、冷ややかな反応を示した。ロシア政府は繰り返し非難しており、すでに緊迫していた米ロ関係にさらに圧力がかかる恐れがある。  米情報機関は16日、プーチン氏がバイデン陣営に打撃を加える目的で2020年の米大統領選への介入作戦を直接指示したとする報告書を公表した。これを受けて両国関係はここ数年で最悪の状態に陥った。  バイデン氏はテレビ放映されたインタビューで、ロシア政府はこうした行動の代償を払うことになると発言。