動画配信サービス「ネットフリックス」のパスワードを誰かと共有しているなら、考え直した方がいいかもしれない。同サービスは長年、パスワードの共有に目をつぶってきたが、最近は一部のユーザーにテキストメッセージによる本人確認を求め始めている。AT&T傘下の「HBOマックス」、ウォルト・ディズニーの「ディズニープラス」、コムキャストの「ピーコック」をはじめとするネットフリックスの米競合会社は、さまざまな場所から複数回ログインが行われたことに気づいた場合、顧客にメールを送ることが多いと各社の方針に詳しい関係者らは話す。こうしたメールには通常、ユーザーのアカウントがハッキングされていないことを確認するためと書かれている。しかし、これは複数の人によるアカウントの利用を企業側が把握していることを、顧客にやんわりと警告する役割も果たしていると業界の専門家は話す。
ネトフリのパスワード共有、今後は困難に?
サービス普及に伴い、ただ乗り対策を始めた動画配信各社
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