【ワシントン】アレハンドロ・マヨルカス米国土安全保障長官は21日、移民が急増している南部国境での同省の対応を擁護し、その責任の大半はトランプ前政権にあるとの見方を示した。また、保護者を同伴していない未成年入国者向けの適切な収容施設をなるべく早く拡張していくとも述べた。  米NBCの番組「ミート・ザ・プレス」に出演したマヨルカス氏は、「国境は閉鎖されている。単独の成人や家族は追い返し、若くて保護が必要な未成年は追い返さないことに決めている」と語った。同氏は先週、南部国境から不法入国する移民の数がここ20年間で最多のペースになっていると述べていた。