資格なんて取得しても仕事では大して役立たない。高額な講習や受験料をせしめる資格試験は新手の詐欺商法だ。このようにやり玉に挙げられることも多い中、その男がこれまで取得した資格の数は760以上。まさに“資格依存症”だ。一体何が彼をそこまで駆り立てるのか。各媒体で人気の「連載コラム」の著者に聞くシリーズ、第5回は週刊誌『アサヒ芸能』(徳間書店)で連載中の「この資格でナンボ稼げる?」の著者・鈴木秀明氏だ。(フリーライター 岡田光雄)
“ゆるい”資格も紹介し
連載は100回を突破
芸能人のスキャンダル、アウトロー、ギャンブル、ピンク産業、社会の闇などセンセーショナルなページが連なる実話誌の雄『アサヒ芸能』。その中で、“場違い”にも見える連載ページがある。
3月12日現在、同誌で108回を迎えた長期連載「この資格でナンボ稼げる?」だ。このページでは「資格コンサルタント」である鈴木秀明氏が、資格を生かしてマネタイズしていく方法を紹介している。
なお、ここで言う資格とは、お堅い公的資格や免許から趣味系の民間資格や検定までを幅広く指した総称のこと。たとえば、「普通自動車運転免許」「公認会計士」「日商簿記検定」「TOEIC」「日本ラーメン検定」「ねこ検定」「名探偵コナン検定」「『筋肉のこと知ってますか?』検定」などだ。