米上院は、厚生省の次官補に指名されていたレイチェル・レビーン氏の人事案を賛成52、反対48で承認した。上院の承認が必要な連邦政府当局者に、トランスジェンダーを公表している人物が就くのは初めて。  小児科医でペンシルベニア州厚生長官も務めたレビーン氏は、同州の新型コロナウイルス感染症対応を支えた。また、LGBTQ(性的少数者)の人たちが直面している公平性の問題に関する啓発活動を行っているほか、ペンシルベニア州立医科大学の小児科および精神科の教授を務めている。 。