タッチ決済
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南海電気鉄道は4月3日、Visaのタッチ決済とQRコードで電車を利用できる実証実験を開始した。国内の鉄道事業者では2例目となるVisaのタッチ決済の概要と導入の狙いについて解説する。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也)

鉄道では2例目となる
南海電気鉄道の実証実験

 南海電気鉄道は4月3日、ビザ・ワールドワイド・ジャパンが提供する非接触決済サービス「Visaのタッチ決済」と、専用アプリ上で事前に購入した「南海デジタルチケット」からスマートフォンに表示したQRコードで電車を利用できる実証実験を開始した。

 公共交通におけるVisaのタッチ決済は、2020年7月に茨城交通の高速バスの運賃支払いに初めて導入されると、9月に岩手県北バス、10月に福島交通と会津バスが相次いで導入し、11月には鉄道事業者として初めて、京都丹後鉄道が導入。今年に入ってからも1月に北海道の北都交通、2月に長電バス、3月に京福バスで導入され、今回の南海を含め、1年で計9事業者にまで広がっている。