「中性脂肪が高い人」に共通する落とし穴、カロリーや糖質制限では不十分!Photo:PIXTA

自分の中性脂肪の現在値、答えられますか?

 「健康診断で中性脂肪が高いって言われちゃったんですよー」

 …ビジネスパーソンからもよく聞くこの話題。そのまま放っておけば、脂肪肝や糖尿病にもつながるものですが、自覚症状がない分、深刻そうというよりも、軽い感じで教えてくださるのが特徴的です。

 だからでしょうか。「どのくらい高かったのですか?」「数値はどのくらいでした?」と聞いても、答えられない人がほとんどです。

 中性脂肪(TG)の基準値は30~149mg/dLですが、中性脂肪は体内にエネルギーを貯蔵したり、体温調節などの役割を担っているので、とにかく数字を減らせばよいというわけではありません。低い場合には低栄養や甲状腺機能亢進(こうしん)症が疑われることもありますし、高い場合には脂肪肝や動脈硬化症などが疑われます。まずは、「健康診断の結果にチェックがついていたから」「医師が『高い』といっていたから」というだけではなく、ご自身でもしっかり現在値を認識しておきましょう。

 そして、その上で数値を改善しようと思ったら、食べ過ぎはもちろん、運動にも気をつける必要があります。近頃は、働き方の変化や外出自粛制限の影響を受けて運動以前に活動量自体が減り、数値が例年より悪くなっている方も少なくないかもしれません。食事においては次の点に気をつけてみましょう。