欧州サッカー界を大きく変える強豪12チームの「スーパーリーグ」構想は崩壊に近づいているように見える。 チェルシーやマンチェスターシティが20日、計画から撤退する意向を示唆しており、他の選手や幹部らも所属チームに同様の対応を取るよう求めているためだ。また、マンチェスターユナイテッドのエド・ウッドワード副会長は年末に退任すると発表した。同チームはスーパーリーグへの不参加を正式発表していないものの、同氏は構想の立案での中心的役割を担っていた。欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンダー・セフェリン会長は、「欧州サッカーファミリーにシティを再び迎え入れることができるのを喜んでいる」と述べている。スーパーリーグは、欧州チャンピオンズリーグと並行して開かれるトーナメント戦として創設される計画で、参加する名門12チームはより多くの試合開催が確実となり、テレビやコマーシャルでの収入増が実現する。リーグにはアーセナル、チェルシー、マンチェスターユナイテッド、マンチェスターシティ、リバプール、トッテナム、ACミラン、インテル、ユベントス、アトレティコマドリード、バルセロナ、レアルマドリードが参加するとみられていた。
欧州スーパーリーグ構想にほつれ、チェルシーなど撤退示唆
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