「運がよくなりたい」「いい人に巡り合いたい」「幸せな人生を送りたい」、それらを実現したいなら、考え方を変えればいい。最強の運を持つ「歩くパワースポット」が伝える「運」の磨き方をまとめた『SHOCK EYEの強運思考』には、強運を引き寄せる39の思考法がある。
仕事や恋愛、スポーツ、趣味など、自分の人生を変える出会いは、これまでもこれからも、いったいどれくらいあるだろうか。今、目の前にあったとしても、自分が求められる存在になっていないかもしれない。では、どうすればいいか。目の前のチャンスをものにする方法を本書より抜粋して紹介します。
運と努力が合わさった瞬間に奇跡が起きる
「幸運をつかむ」という表現があるから、幸運はつかめるものだと思っている人は多いだろう。でも僕の考えは違う。
手を伸ばしたって幸運はつかめない。「幸運をつかみに行かない」というのが僕のポリシーだ。
でも、何もせずに待っているだけでは、幸運をものにできない。
スキルを磨き、前向きに行動していた人の前にのみ、パーンと道が開ける。
僕は中学時代、サッカー部に所属していた。試合をしていると、こぼれ球が転がってくることがある。日頃から練習していれば、そのボールをコントロールしてシュートが打てる。逆に、日頃の鍛錬がなかったら、絶対にシュートを決められない。
日本代表の試合で、本田圭佑選手がすごいフリーキックを決めた試合があった。
フリーキックを決めるためには、運が必要だと言う人がいるけれど、チャンスをものにするために本田選手はとんでもない量の練習を積んでいる。
運がいいだけで成功したのではなく、決められたのは本田選手が準備をしていたからだ。運と努力が合わさった瞬間に奇跡が起きる。
ただ、かみ合う瞬間は計算できないから、奇跡は簡単には起こらない。両者をものにできたときに、素晴らしい結果が出る。
「運命の人にめぐり合うにはどうすればいいですか?」
そんな質問をされることがある。それって「試合中にどこで待っていればいいボールが転がってきますか?」みたいな話だと思う。試合中に流れを読んで、チャンスに備えることはできるけど、「どこでボールを待っていればいいか」は練習のしようがない。
それと同じように、「運命の人にめぐり合うスキル」も磨きようがない。
でも、気になる人が現れたときに、その人に認めてもらえるように自分を磨いて、人間としての素晴らしさを高める努力なら日頃からできる。どんなチャンスが来てもいいように、常に自分を高めておけば運命をものにできる。
著者からのメッセージ:今、僕が考えていること
湘南乃風は、僕にとって、学校とか部活みたいな場所だ。自分自身を成長させてくれたし、いろんな経験をさせてもらっている。本当に感謝しかない。
いま、こうして本を書けていることも、「歩くパワースポット」として活動できているのも、元をたどれば湘南乃風でやってこられたからだ。レッド、若旦那、ハンクンと一緒に活動を続けて、この先ももっといろいろな経験をさせてもらえるような関係でいたい。
アーティストとしての僕を応援してくれる人の中には、「歩くパワースポット」として活動している僕を見て、「あいつ何やっているの?」「強運だとか言い出しているけど、ショックアイ大丈夫?」と思う人もいるだろう。
でも、10年前にゲッターズ飯田さんから「歩くパワースポット」と呼ばれたとき、素直にうれしくて、僕はその言葉をお守りにした。だからこそ、「歩くパワースポット」という言葉と向き合って、自分の力で「歩くパワースポット」を真実にしていこうと思った。信じてくれる人のためにも、そして自分のためにも。それが、いまの僕にとっての最大の使命だ。
思い返してみると、子供の頃から、僕の人生は変化の連続だった。
ひとつの場所にとどまって、同じことに打ち込むすばらしさもあるけれど、世の中が激動する現代においては、それがうまくいかない場合がある。どうしても同じ場所に立ち続けたいなら、自分の信念や心の持ちようを変えなければいけないかもしれない。
一方で、立っている場所を変えることで、自分の心を変えずに済む場合がある。僕は、変化を前向きにとらえる生き方をしてきたおかげで、自分の心を保ち続けられた。
僕が貫いてきたのは、人を喜ばせることに夢中になる生き方。そして、目の前の人を大切にしていく考え方だ。
親を喜ばせたくて受験勉強したことも、友達に喜んでほしくてマイクを取り、ジャマイカに飛び込んだことも、湘南乃風での活動も、「歩くパワースポット」としての活動も、どんな場面でも僕は喜んでくれる人のために全力を注いできた。立っている場所がどんなに変わっても、自分の心は何も変わっていない。
10年後、20年後に、僕はさらに違う場所に立っているのかもしれない。だけどきっと、生き方や信念はずっと変わらないだろう。
自分の心を変えず、信念に背かないことが強運につながる。僕はこれからも、いろいろな場所を移動しながら、自身の思考や信念を運び続けるだろう。
変化を恐れず行動し、変わらぬ思いを運び続けることが、僕自身の運気の源だと信じて。
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★最強の運を持つ歩くパワースポットが伝える運の磨き方
約10年前、ゲッターズ飯田氏から「ショックアイさんは選ぶ道が常にベストな人。運のステージが人と違います」と言われ、「歩くパワースポット」と呼ばれました。そして、著者の写真を待ち受け画面にすると、たちまちいいことが起こる、と話題になりました。
待ち受けにした人の運気が上がったとしても、それは、著者の運気が上がったことではありません。本書には、著者自身が実践してきた、強運を手に入れる思考法があります。
「キツいこと、ツラいことに出合うたびに、考えに考え、自分らしく行動し、全力で前に進んできた。 考え抜いて動き続けた結果、ことあるごとに僕の人生は好転していった」
順風満帆ではない人生を生き抜くなかで、
昔からブレていない軸があります。
その軸を思考法としてまとめたのが、本書です。
運は考え方で強くなる、と言うゆえんはここにあります。
■目次
序 章「運」について、僕なりに真剣に考えてみた
第1章 強運思考は、自分が持っている「軸」で決まる
第2章 強運思考は、幸せを呼び込むシステムである
第3章 強運思考は、不正解を正解に変えるエネルギーになる
第4章 強運思考は、自分を認めて走り続けることで磨かれる
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