在宅勤務中に転んで捻挫!労災が認められる2つの条件と申請ポイント在宅勤務中のけが、労災は下りるのか? Photo:PIXTA

企業の顧問社労士として、数多くの労務問題を解決してきたカタリーナ。新たに始めたオンラインのよろず労務相談には、経営者・労働者を問わず、さまざまな相談者が訪れる。
本日の相談者は、昨年からテレワークが導入され、在宅勤務になったという女性会社員(28)。元気そうに見えて、困ったことがあるというが……。

テレワーク中に家でけが!
これって労災?

カタリーナ 「こんにちは!社労士のカタリーナです。高橋恵麻さんですね。今日はどんなご相談かしら?」

恵麻 「はじめまして!お会いできてうれしいです。今日はちょっと困ったことがあって……」

カタリーナ 「何かしら?元気そうに見えるけど」

恵麻 「うちの会社、コロナ禍がきっかけで去年から正式にテレワークが導入されたんです。一人暮らしで部屋はごちゃごちゃしているし、最初は在宅勤務に戸惑いましたが、何とか仕事ができる環境を整えました」

カタリーナ 「よかったわね。通勤がなくなった分、ラクになったんじゃない?」

恵麻 「えぇ。でも、2日前に部屋で派手に転んで、こんな姿になっちゃいました」