人気ゲーム「フォートナイト」を開発した米エピック・ゲームズは、アップルとの法的争いの中で、アプリ配信サービス「アップストア」の成功が厳しい監視に依存していることへの疑問を提起している。アップルは長年、アプリについての自社の規則と厳しい審査手続きが、悪意のあるソフトウエアなどからユーザーを守っており、このことがアップストアでのデジタル取引の最大30%を受け取る正当性の根拠にもなっているとしている。カリフォルニア州オークランドの連邦裁判所での今月の審理でエピックは、提出書類や証言の中で、アップルの主張は審理に耐えられないと述べた。アップストアのビジネスモデルはアップルの管理が厳しいことから、クローズド・プラットフォームを意味する「ウォールド・ガーデン(壁で囲まれた庭)」と呼ばれており、スウェーデンの音楽配信サービス大手スポティファイ・テクノロジーや米フェイスブックなど多くのソフト開発者からの批判が高まっている。
米エピック、アップストアの閉鎖性に照準
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